毎年クリスマスの時期になると、あちらこちらの薄利多賣半兵ヱでサンタさんがはしごを登る光景を見ることができます
■昭和のクリスマスってどんなんだったの?
三角帽子に髭メガネをかけたお父さん達がクラッカー片手に千鳥足で夜の街を歩いていました。ケーキといえばバタークリームが主流。薄いピンクやグリーンのバタークリームとコーティングされたチョコレートを塗ったチョコレートケーキや、バタークリームを固めたアイスクリームケーキもありました。生クリームってほとんど無かった時代でした。デコレーションはサンタさんのお菓子と「メリークリスマス」と書かれたチョコでできた板。雪がほんのりと積もった煙突のある家のお菓子ものってました。そしてモミの木がささってました。モミの木はビニールで出来ていました。ロウソクは赤や緑、黄色の色がついた渦巻き状のもの。家々の軒にはサンタクロースが来てくれるように靴下がたくさん下がってました。クリスマスは戦後の高度成長の頃に日本に根付きました。だからクリスマスと昭和ってとっても相性がいい様に思います。「金鳥」と書かれた看板の隣のハシゴを登っているサンタさん。なんかほのぼのとしませんか。街で見かけたら平和だった頃のほのぼのとした日本に思いを馳せてみてくださいね。